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Our
Story
アクラの繁華街で物乞いをしていた子どもたちと出会ったのは、
2016年のことでした。
久しぶりに訪れたガーナ。どこに行っても、ボロボロの衣服を着た難民の子どもたちが物乞いをしていました。夜はクラブやレストランの前で、いつも外で出てくる大人たちを待っていました。なかには、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いているお母さんや、10代後半の若者たちもいました。
いつもお腹を空かせている子どもたちでしたが、本当に明るく純粋で、これまで私が育った東京では絶対に見られないものでした。
子どもたちと出会ってから、私に何ができるのかを考えるようになりました。いつもお腹を空かせている彼らに、チキン食べる?と買ってあげるところから始まり、やがて毎日子どもたちの元を訪ねるようになりました。
それから今日まで、難民の子どもたちが寝泊まりしているところや物乞いをしているところに行って食べ物や飲み物、彼らが生活していく上で衛生的に必要な物(トイレットペーパー、生理用品、オムツ、石鹸など)を届けたり、夜遅く道端で寝ている子供たちをタクシーに乗せて親の元へ帰したり、深夜物乞いをしている子どもが誘拐などの事件に巻き込まれないよう、彼らが帰るまでそばで見守ったりといった活動を続けてきました。
これは「支援」ではありません。
私は大切な友達として、彼らと一緒に過ごしてきました。
大切な友達が困っていたら、助けてあげるのは当然のことだからです。
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