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Family Supporter

トーゴの貧困家庭の子どもたちを応援する

​「ファミリーサポーター」プロジェクト

 インナプロジェクトでは、ガーナの隣国トーゴの貧困家庭・孤児の子どもたちのための施設であるMAHANAIM OPRHANAGE HOMEの子どもたちも応援しています。

 MAHANAIM OPRHANAGE HOMEの代表のコジョさんは、ご自身も幼いときに両親を亡くして親戚の家をたらい回しにされて育ち、とても辛い経験をしたそうです。ご飯がない、洋服がない、そういった貧しさよりも、両親がいない寂しさや孤独が一番辛かったと言っていました。だからこそ、自分と同じ境遇の子供達のお父さんになれるようにと活動を始めたそうです。実際に子どもたちはコジョさんのことパパと呼んでいました。コジョさんは活動を始めてから十数年間、金銭的支援をしてくれる人がいなくても一人で子どもたちを支え続けてきました。自分のお給料を全て使い、一文無しになっても、子どもたちの面倒を見続けています。

 コジョさんの無償の愛を受け取っている子どもたちは、人一倍勉強をして明るい将来の為に毎日奮闘しています。そこでインナプロジェクトでは、未来ある、この地球の光である子どもたちの学習支援をしてくれる「ファミリーサポーター」の募集を開始しました。

 「ファミリーサポーター」とは、子どもたちを「家族」の一員として応援するというものです。コジョさんは、貧しさよりも家族がいないという孤独が一番辛かったそうです。金銭的なサポートだけでなく、子どもたちの家族として彼らの将来のことを一緒に考え、「支えてくれる家族がいる」という安心感を子どもたちに届けたいと思っています。

 日本で育った私たちにはさまざまな選択肢があるため、子どもたちとの交流を通して、子どもたちにはいろいろな選択肢があり、可能性に満ちている、ということを教えてあげることができます。ガーナも今では、ただ勉強して学校を卒業するだけではいい仕事が見つからず、生きていけない状況です。チャンスを得るためには、より質の高い教育を受ける必要があります。

 ある女の子は、ナースになりたいという夢があります。そのためには、彼らの母語であるフランス語だけでなく英語を話せなくてはなりませんが、英語を学ぶ機会は、村の学校では得られません。どの学校に行けば、彼女が必要とする教育を受けられるのでしょうか?

彼女らの進路や、夢を実現するための方法を、一緒に模索していく「家族」がいれば、子どもたちはとても心強く前向きに頑張れると思います。

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