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2023年5月

学校行事をご紹介します♪



子どもたちの通う学校で、アクティビティデイというイベントがありました。わたあめの屋台が出たりボードゲームができたり…みんなとても楽しんでいました!


右から2枚の写真はアフリカユニオンデーの様子。「アフリカのさまざまな服装をする」というガーナのイベントです。Inna Houseの子どもたちはトゥワレグ族の民族衣装を着て学校に行きました。学校に見に行くと様々な国の洋服を着た子どもたちがいて、アフリカの文化の多様性を実感しました。



アリの受験勉強が始まりました!

みなさんこんにちは!Inna Houseでは、休みがあけて二学期が始まりました。子どもたちはいつも通り、元気いっぱい学校に通っています。先月から学校に通い始めた中学校3年生のアリは、もうすぐ受験を控えています。家庭教師をつけて、週に3回の授業を受けています。アリはInna Houseに来る1年半前まで、学校に通っていたことがありましたが、学費を払うことができず学校を中退し、生活のために1年半ストリートで物乞いをしていました。ガーナでは、幼稚園生で読み書きができるの当たり前で、高校生にもなると難しい論文を読むような課題が出ます。ガーナの受験競争は日本と同じくらい厳しいものです。アリ、頑張れ!!

5月は保護者会もありました。先生との二者面談では、子どもたちの勉強の進み具合について話しましたが、ティジャニの担任の先生は、なんと彼がストリートで物乞いをしていた頃にティジャニのことをよく見かけたことがあったそうで、「こんなにも成長して素晴らしいね!」と話してくれました。


ラシダンの傷が完治しました!


子どもたちだけでプールに遊びに行ったとき、はしゃぎすぎて転倒し、頭を何針縫うことなったラシダン…。

今はすっかり傷も治って、傷跡も残ることなく無事に完治しました!


怪我が完治するまでの間、本人の意思で家族に心配されないようにと、家族と会うのを控えていました。しかし家族に見つかってしまい、Inna Houseできっと酷い目にあったのだと心配したラシダンのおばあちゃんが駆けつけてきて、何度もうちに返してほしいと泣きながら懇願されてしまいました。怪我はプールで遊んでいたときにうっかりしてしまったもので、Inna Houseで何か問題があった訳ではないということをラシダンからしっかり伝えて、現在はようやく、家族も落ち着いてくれました。


家族から100%の信頼が得られるまでは、思わぬところで家族からの信頼を失ってしまい、子どもたちが学校に通えなくなってしまう可能性もあります。いつか家族からも絶対的な信頼が得られるようになるまでは、慎重にInna Houseの運営を続けなくてはなりません。

でもとにかく、ラシダンの傷が治ってよかった!


また、子どもたちの生活と勉強を全面的にサポートをしてくれていたレアさんが、日本に一時帰国しました。レアさんは子どもたちはとても仲が良く、子どもたちは彼女がまた戻ってくる日を心待ちにしています。



 最後までお読みいただき、ありがとうございました。子どもたちが安心して生活・学習できる環境は皆様のサポートがあって成り立つことができています。子どもたちの成長や楽しそうにしている様子を見て、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、皆様のあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いします!


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